地域包括ケアについて

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きどかおりの目指す選挙活動や実現したい政策のうち、「地域包括ケア」について語っています。

地域包括ケアとは、地域ごとに医師や看護師、保健師などの専門職がチームを組み、住民の健康を包括的に管理する仕組みです。予防医療に力を入れているのが大きな特徴です。

日本では、財政破綻した夕張市で導入され、医療費の削減に一定の効果があったと報告されています。夕張では病院がなくなり、診療所だけが残る状況になったのですが、地域包括医療を取り入れたことで医療費が下がり、自宅で老衰によって穏やかに亡くなる人が増えたという話もあります。夕張市は高齢化率が50%を超えていて、医療費がかさみがちでしたが、このような取り組みで改善が見られたのです。

海外ではキューバで成功した例があります。キューバは人口に対する医師の数が多い国です。日本でも病院勤務のような過酷な環境ではなく、地域医療の枠組みであれば、何らかの事情で医師を一度辞めた方でも戻りやすいのではと考えています。

日本の地方では深刻な医師不足が課題ですが、地域包括医療の仕組みを導入することで、その課題を解決できる可能性があると思っています。