きどかおり政策提案

社会保障政策の提案

社会保障政策とは、医療や介護、年金などセーフティーネットに関わる政策のことです。

この政策がうまくいかないと、病気になっても医療にアクセスできなかったり、経済的に困ったときに支援が受けられなかったりします。

きどかおりは、『健康保険』『年金』『医療』『薬価精度』『産業育成』の5つの分野から提案します!

社会保障制度を支える現役世代が少子化で減る中、高齢世代のメリットをできるだけ維持するにはどうすればいい?

きどかおり
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現在国民や、企業が一番負担に思っているのは税金よりも社会保障費です。1960年代に作られ、少子高齢化の現代の社会構造に合わなくなった社会保障制度の改革が急務と考えています。

健康保険

国による健康保険の一元化

国民健康保険に加入する非正規労働者の場合、企業の負担がないため、同じ給与額でも正社員の2倍以上の保険料を負担する。

また、大小1400近い健康保険組合があるため効率が悪く、格差も生じている。保険組合の財政難による解散も増加している。

IT化の促進

AIの活用やマイナンバーとリンクして業務の効率化、経費削減をはかる。

年金

賦課方式から積立方式に変更

人口動態の変化により、賦課方式は現役世代に重い負担を強いる仕組みである。

厚生年金の積立金を基礎年金に移動するのは、一時的な対策であり、一度行うとその後も取り崩す可能性が高いと考える。

年金リバースモーゲージ

団塊世代の年金を赤字国債で確保し、相続税収入で補填する。団塊世代の年金は、団塊世代の資産を充当する。

医療

予防・地域包括ケアの推進

財政破綻した夕張市モデルを参考にして、病院中心医療から医師、看護師、介護士がチームを組んで地域を巡回して予防医療にシフトし、無駄な検査や投薬を減らして医療費削減を目指す。

終末期医療について、個人が自分の人生について最期を決められるよう制度化する。

薬価対策

柔軟な薬価精度

薬価は切り下げる一方ではあるが、物価上昇に伴う製造コストの上昇に合わせ、必要な薬の価格は引き上げ、市場から撤退を防ぐ。

市場滑台再算定の見直し

製薬会社が新薬を開発する動機を維持するために、必要な新薬に関しては、売上規模に基づく一律的な大幅薬価引き下げ措置を見直す。

ジェネリック医薬品の再編

1つの製品に対して、10以上のジェネリックが存在する場合、2~3社に制限することで、特定の企業がより大きな市場シェアを獲得し、規模の経済を活かして生産コストの削減や品質の確保、安定供給の対策ができるようにする。

医療産業政策

きどかおり
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新型コロナワクチンは、欧米をはじめ、ロシア、中国、インドでも2021年には市場に。日本では研究にはほとんど予算がつかず、ワクチンの製造施設により大きな予算がつけられることになりました。

きどかおり
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似たようなことは、山中先生がノーベル賞を取られたときにもありました。iPS細胞の研究に、国から最初に大きな研究予算が付いた時、予算の大半はiPS研究所という立派な建物にほぼ消えました。

山中先生に予算の権限がなく、監督官庁が担保価値計算の可能な対象ばかりに予算執行し、肝心の研究費やスタッフの給料に回らなかったのです。かくして山中先生は、マラソンで研究資金を集めることに。。。

きどかおり
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ワクチン開発については、国は長年研究開発活動への投資に後ろ向きだったため、研究者も技術者も不足しています。

近年、米国はもとより、中国、台湾、シンガポールなどに流出する研究者が後を絶ちません。厳しい業績評価と引き換えではあるものの、潤沢な研究資金と、年齢にかかわらず実績を評価する体制が優秀な研究者には好ましく思われています。

きどかおり
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担保価値計算可能な箱モノばかりに予算の配分をするのをやめ、イノベーションに必要な研究と研究人材に投資し、日本の研究開発レベルの底上げをすべきと考えています。同時に高学歴理系人材の活用も推進すべきと考えます。

  • アカデミアでの学長を頂点とした給与体系をやめ、優秀な研究者の報酬上限の撤廃と、定年の撤廃をする。同時に教授のポジションの維持を、厳格な研究成果で評価し、国際的な競争力を高める。
  • 理系ポスドク(実質フリーター)をなくす。駆け出しの研究者には安定した雇用を、それなりのポジションの研究者は業績勝負で。
  • 科学技術分野への投資は、箱モノではなく、研究と研究人材に行う。投資にあたっては、専門的知識に乏しい行政官ではなく専門家主導とする。
  • 看護師、介護士など医療従事者の労働環境改善と報酬アップで外国人労働者に頼らない医療、サービスの維持を。

イノベーションを生み出す教育

きどかおり
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日本の教育制度は均質的な労働者を生み出すことには貢献してきたものの、現代のイノベーションに必要な尖った能力を持つ人材の育成には成功していません。

きどかおり
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米国のボストンに留学していた時、ボストン大学には「ギフテッド」のためのプログラムがあり、日本人の子供も多くいました。日本にはこうしたプログラムがなく、結局このような子供の多くは、親の経済的余裕があれば、米国で教育を受ける選択をします。

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逆に2E型と呼ばれるギフテッドの子供たちは、特殊な能力がありながら、日本では障害児扱いされています。海外に教育を受けに行った子供たちは、最終的に外国人になってしまうのです。

このような特殊な能力を持つ子供が社会に貢献できる存在になれるべく、教育体制の整備を行うべきと考えます。

きどかおり
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飛び級では最近、元アイドルの武田久美子さんの娘さんが、19歳で大学を卒業して話題になりました。飛び級制度の復活や、修業年限の撤廃を行い、優秀な若者が早く社会に出て次世代のイノベーションを生み出せる環境を整備するべきと考えます。

  • 飛び級制度の復活&修業年限を撤廃し、優秀な子供が望めば、より高度な教育を受けられる体制にする。
  • 日本にも「ギフテッド(高IQ児)」の子供が勉強できる環境作りを。
  • 大学進学一辺倒から、個人の適正を考慮した職業教育機会の充実をはかる。
  • 飛び級で卒業して早くから納税者となる優秀者には、一定期間所得税や社会保障費免除、起業の場合は事業立ち上げ資金支援を行い、若くして活躍できる体制を作る。
  • リカレント教育にかかわる授業料の所得控除、教育期間中の労働時間を短縮かつ、減った収入分を国が補助できるようなシステムつくりを。
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