シンポジウムお知らせ

本年、私は国際婦人年連絡会の政策方針参画委員をやっております。

今回その関係から、7月25日の女性の権利デーに開催される「暮らしの危機とジェンダー平等」というシンポジウムをご案内します。

今回の参院選で政治にちょっと興味を持ったという方にぜひご参加いただきたく思います。

いかにもフェミニズムがちょっと苦手という方は、まずはオンラインでご参加ではいかがでしょうか?

世界経済フォーラム(WEF)が国別に男女格差を数値化した指数であるジェンダーギャップ指数2022で、日本は146か国中116位でした。私は中国、米国、インド企業と長らくお仕事していますが、個人的に企業の管理職の割合に関しては、日本は中国やインドよりも遅れていると感じています。日本以外のアジアの国は、一見女性の社会進出に関して日本と違いがないように思えるのですが、教育レベルの高い層や富裕層に関しては男女差というのはない感じがします。大企業のトップが女性のことも多いですし、政治家も日本より多い印象です。

日本の問題は、高い教育を受けたとしても、様々な事情からそれを生かせない、生かす機会のない女性が多いことではと感じています。またこの状況は、男女を問わず高学歴の人材が社会で活用されない状況と通ずるところがあると思っています。女性の問題のように見えて、実は女性の問題ではないのかもしれません。

また国際婦人年連絡会のホームページには今回の参議院議員選挙で実施した、各政党へのアンケート結果も掲載しています。

ご興味のある方ぜひご確認ください。